みなさん、こんにちは。
演劇音楽班3年の岩本です。
ブログでも1週間ほど前からカウントダウンを行ってきましたが、
「二子玉川ライズ 和紙・光のアート~絆と伝統~」無事終了いたしました。
足を運んでくださった方々、ご協力いただいた関係者のみなさま、
本当にありがとうございました!
今回このイベントのリーダーを務めさせていただき、色々な経験をしました。
その経験の一つ一つが自分の成長へと繋がったかどうかはまだ自分では解りませんが、
無駄な経験は何一つなかったのだと、自信を持って言える事は確かです。
書きたいことはたくさんあるのですが、ありすぎて何から書いていけばいいのやら・・・(笑)
ではでは、担当メンバーが睡眠時間を削って作業に当たった、今回の
「和紙・光のアート~絆と伝統~」のエリアの一部をみなさんにご紹介したいと思います。
こちらはガレリアで行っていた「紅葉の秋エリア」「光陰の秋エリア」です。
黒い板の上に和紙で作成した紅葉12,255枚を敷き詰めて、上からアクリル板ではさんであります。
この紅葉を作成する作業が大変でイベント当日ギリギリまでかかりました。
1枚1枚漉いて、色を染めて、はさみで切って作っていたのですが、とにかく手間がかかりました。
ですが手間がかかった分、この紅葉の秋エリアは本当に良い仕上がりになったと思います。
その隣の光陰の秋エリアですが、こちらはショッピングセンター リバーフロント側3階デッキで行う予定だったものを急遽、ガレリアに持ってくることになりました。
こちらの紋様、「三光紋」という紋様で、この紋様一つで太陽と月と星を表現しています。
いかがでしょうか、ちゃんと太陽と月と星に見えてますか?
こちらは二子玉川ライズ周辺の幼稚園、保育園のお子様に好きな絵を和紙に
描いていただき、そちらを配置させていただきました。
お子様の元気な絵がいっぱい描いてあるのですが、この写真では伝えられないのが残念です。
ご協力いただいた保育園、幼稚園の皆様、誠にありがとうございました。
こちらは同じくショッピングセンター リバーフロント側の2階デッキで行わせていただいた「燦々の秋エリア」です。
こちらの紋様、いったい何を表現しているかわかりますでしょうか。
正解は太陽です。
雲間から差す日の光を表現している日足散らし紋様という紋様です。
こちらを二つ並べる予定だったのですが、天候の影響等で二つ綺麗に並べられたのはわずか3、40分程度のみ・・・
こちらで使用している和紙はタワー&レジデンスにお住まいの方々とショッピングセンターにお越しいただいた方々に漉いていただいた和紙を使う予定だったので、是非多くのお客様に見ていただきたかったのですが・・・
天候に恵まれず、並べ終わった和紙は風に吹かれてバタバタと、音を立てながら倒れてしまいました。
ここのエリアはやむを得ず、撤収させていただきました。
今回のメインの一つのエリアでもあったので、本当に悔しい気持ちでいっぱいでした。
楽しみにしてお越しいただいた方々にも、大変申し訳ないことをしてしまいました。
もしかしたら両日、このエリアは最初から中止の恐れがあったので
そう考えるとわずかな時間でも展示できたのは不幸中の幸い?
ですが、やはりこれを目当てに来ていただいたお客様に見ていただけなかったのは
残念極まりないです。
和紙漉きにご協力いただいたみなさん、誠にありがとうございまいた。
こちらはタワー&レジデンスで行った「水辺の秋エリア」の作品です。
睡蓮を模って作られたこちらの作品。全て和紙と針金でできております。
こちらも担当のゼミ生がイベント本番ギリギリまで作業をしていて、イベントに間に合うかどうか心配でしたが、なんとか間に合いました。
ショッピングセンターからは離れているので、一般のお客様にはあまり見ていただけなかったかもしれませんが、それでも見ていただいたお客様にはとても好評だったようで、安心しました。
こちらはショッピングセンターを結ぶ2、3、4階のブリッジに配置していた「橋上の秋エリア」の作品です。
こちらは四角柱の形の和紙キャンドルに本物の落ち葉を貼り付けたものです。ショッピングにお越しいただいたお客様にも楽しんでいただけたらと思って企画させていただいたエリアです。
こちらも本番ギリギリまで作業を行っていて、担当のゼミ生は毎日毎晩この作品作りに徹していました。
こちらはガレリア同様、昼頃から展示していたので少しでも多くの客様に見ていただけたのではないかと思います。
子どもたちが走ってブリッジを通るたびにヒヤヒヤしていたのは、私だけではなかったと思います(笑)
実はここでご紹介させていただいた企画たちですが、燦々の秋エリアと光陰の秋エリア以外は全て、日本大好きプロジェクトとして初の試みの物ばかりでした。
やったことがないので、一番最初はまず「これが本当に綺麗なのか?」というところからのスタートでした。
試作品を作っては、ダメだしされ、作り直してはダメだしされ・・・ひたすらそれの繰り返しでした。
完成度で合格ラインを超えても、次は実用的な部分で様々な問題が発生しました。
例えば、水辺の秋エリアの睡蓮の和紙キャンドルですが、写真のものでは地面に配置していますが、一部水上にも設置してあるものもありました。
これをどうやって水に浮かべるのか?
試行錯誤の末になんとか水に浮かんでいるような配置方法を見つけました・・・が、しか」し!
水上に配置したまではよかったのですが、今度は風に耐えられずそのまま水没・・・
他のエリアも「どうやって固定するのか?」、「どうやって配置するのか?」など色々な問題が出てきました。
そんな困難と担当のゼミ生たちはずっと闘い続けました。
本当に辛かったと思います。
新しいことにたくさん手を伸ばしたので、当然ながら課題の多く残るイベントでもありました。
私達はその課題ひとつひとつと向き合いながら、さらに良いイベントを行っていけるように、より多くの方に満足していただけるように精進していかなければなりません。
大変かもしれません。辛いかもしれません。ですが、まずはそこから。
また新しいスタートを切りたいと思います。
ご協力いただいた皆さん、応援してくださった皆さん、足を運んでくださった皆さん。
本当に、本当にありがとうございました!!